【センター古文】古文嫌いが9割取れた勉強法と参考書を紹介
古文嫌いの受験生「古文って勉強する必要あるのかなぁ。古文ってフィーリングでも解けちゃうしなぁ。雰囲気で5割くらい取れてるしそんなに勉強しなくても大丈夫なんじゃないかなぁ。何勉強すればいいかわかんないし…」
こういった方向け。
本記事では、古文の授業を3年間全く聞かずなんとなくで解いていた私が、センター試験本番で1問ミス、9割取れた勉強法を紹介していきます。
【目次】
- センター古文の問題構成と配点
- センター古文の平均点と特徴
- STEP0:センター古文ってどうすれば点数が取れるの?
- 古文の苦手はスタディサプリで克服
- STEP1:古文単語勉強法
- STEP2:古文文法勉強法
- STEP3:古文読解勉強法
- STEP4:演習
- 5.まとめ
センター古文の問題構成と配点
センター古文は6問構成で50点満点です。
問1は語彙問題。5点×3問の15点です。
問2は文法問題。5点の場合が多いです。
問3〜問6は文章読解・内容説明問題。7〜8点×4問で30点。
これで合計50点満点です。
毎年多少の変更はあるもののこの構成を前提に勉強しておけば大丈夫です。
センター古文の平均点と特徴
古文の平均点は現代文、漢文の中で最も低いです。
平均点は約25点(2005〜2018年本試験より)。つまりちょうど半分。
しかし、少し古文をかじっていれば選択肢を2つに絞ることは簡単です。
要するに全国の受験生の平均点はあまり勉強していないのと同じ点数なんです。
正直言ってセンター古文の攻略は戦略的に攻めていけば難しいものでもないです。
やるべきことは完全に決まっています。
その勉強法を今から説明していきましょう。
STEP0:センター古文ってどうすれば点数が取れるの?
古文攻略のポイントは大きく分けて3つあると言われています。
・古文単語
・古文文法
・古文常識
この3つのポイントを完璧にしてしまえばセンター試験レベルでは高得点が安定するようになると思います。
特に古文単語が重要で、大体の文章の意味さえ掴めていれば文章読解や内容説明問題をほとんどクリアすることが出来ます。
古文は文章さえ読めてしまえば中学校レベルの国語です。
古文の苦手はスタディサプリで克服
センター本番の古文で9割を取り、国立大学現役合格に一躍買ったのがスタディサプリです。
古文の点数が6割未満の人はなんとなくで解いてしまっている人が多いと感じています。
しかし、なんとなくでも6割取れてしまっている人はなんとなくでも点数が取れるという思考に陥ってしまい、なかなか古文に時間を割こうと思えないというのが実情だと私は考えています。
そもそも、古文が嫌いな人、点数が取れてない人はそもそも古文を勉強するという行為自体なかなか気が重いと思います。(自分もそうでした)
主体的に勉強しなければならない参考書による自己学習と違い、受動的に勉強出来る映像授業はやる気がなかなか出ない時にスイッチが入るきっかけにもなりました。
それに、これから紹介していく参考書を使用して高得点を狙っていく過程でスタディサプリで古文の全体像を把握していくことは成長を確実に早めます。
古文も英語同様で、正しいルールと核心をついた知識を理解すれば驚くほど暗記量は減ります。
なので、古文は参考書にプラスしてスタディサプリのような動画授業で勉強を進めていくことがとても効率的なのです。
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STEP1:古文単語勉強法
読んで見て覚える重要古文単語315
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オススメ度 ★★★★★
この参考書は単語の数が315個でセンター試験古文なら充分な語数をカバーしているかつ、敬語や助詞などの一覧表や古文常識や和歌などなど多方面においてカバーできているかゆいところに手が届く参考書なんです。
範囲としてはセンター~MARCHレベルくらいまで対応出来ています。
人によりけりなんですが下手に語呂で覚えるのは邪道であり、遠回りとなる場合も多いと感じる人にとっては良い参考書なんじゃないかと思います。
ただ単にほぼ使われないような単語を含め羅列してあるような無駄の多い参考書とも異なりシンプルかつイラストもあり記憶に残りやすいというのもこの参考書の強みなんじゃないかと思います。
毎日持ち歩いて読み込むだけでも、これだけで古文の基礎知識は全てそろいます。
古文単語ゴロゴ
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オススメ度 ★★★★★
この参考書、本当に大好きです。古文が大嫌いだった私を変えてくれた革命児です。
「古文やるか」「じゃあまず単語覚えるか」「つまんないやーめた」
というのが古文アレルギーが古文に挑もうとした時の大体のパターンなんじゃないかなと思います。
古文単語の語呂は本当に面白い。古文単語の覚えやすさという項目においてこの参考書の右に出るものはいません。
10単語ごとにまとめが入っていたり、最後のページにまとめがはいっていたりと自分のスタイルにあった使い方が出来ます。
語呂が強烈過ぎて受験を引退した今でも古文単語の意味をスラスラと言えるほどです。
ですが、少し悪い点もあって語呂に対応していない他の意味の言葉がぱっとでてこなかったり下ネタを平気でぶっ込んできます。
そこが自分としてはツボに入ったのですが、万人ウケするわけではないです。
イラストが付いているのが168個なのでそれだけ覚えて満足してしまいがちなのですが、それだけ覚えても満点を狙うことは難しいです。(その168個覚えれば大方古文の文章は理解レベルに到達出来ます。)
しっかり565個覚えきることが出来れば満点は、夢ではないです。
古文単語はそれほど重要です。
これで暗記した後長文で使っていく間に古文が得意科目に変化している事を実感してもらえると思います。
古文嫌いは放って置くとセンター試験当日まで引きずってしまう可能性が高いので早い段階で、自分で気づいた瞬間からすぐに対処して欲しいです。
見て見ぬふりをして放置していると、古文を捨てて他の科目に時間を費やすという決断をしなければならないことだってあります。
そんな友達を何人も見てきました。
STEP2:古文文法勉強法
古文文法ゴロゴ</p
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オススメ度 ☆★★★★
さっき紹介した古文単語シリーズの文法バージョンです。
この参考書はゴロゴファンなら絶対に楽しめると思います。
正直、古典文法はこの1冊を10回ほどやればほぼほぼ完璧に身につきます。
なんとなくゆる~いような気がしますが、センター試験の文法問題の出題率の割合の高い順番で文法学習をすることができる計算高い参考書です。
文法学習に大切な繰り返し繰り返しということが可能なドリル形式になっており、お得意の語呂も多数収録されているので飽きずに楽しみながら古文を学ぶことが出来ます。
古文単語ゴロゴと古文文法ゴロゴを終えた時点で8割は取れてたって感じです。
富井の古典文法をはじめからていねいに
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オススメ度 ★★★★★
こちらも古文嫌いの人にオススメできる参考書です。
割と薄いし内容はまとまってるしカラーなので読みやすくて1日で1周やりきることも容易でした。
基礎的なところ(活用とか)入試に必要な文法事項(識別)とかまでマスター出来ます。
問題は少ししか収録されていませんが例文や別冊のまとめ集で覚えれば対応していけるのでそれに関しては心配不要です。
この参考書を終えたくらいで古文が安定して高得点の取れる教科に変わっていました。
STEP3:古文読解勉強法
古文マンガゼミナール
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オススメ度 ★★★★★
平安時代の常識を楽しく完璧に覚えさせてくれるのがこの参考書なんです。これ一回読んでもらえば自分に賛同してくれる人しかいないと思うのですが、実際に古文読解をしていると情景が浮かんでくるようになります。
「背景知識なんて全然知らねぇよ」
なんて人にぜひとも使ってもらいたい参考書です。
富井の古文読解をはじめからていねいに
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オススメ度 ★★★★★
さっき文法でも紹介した富井先生の古文読解バージョンです。
古文の読み方の基本的な部分を解説している参考書です。
古文をどのように読んだら良いのか?そこで立ち止まっている人にオススメできる参考書と言えます。
フルカラーで読み物としても読みやすく、古文の世界が描かれている時代がどんな時代だったのか分かりやすく説明してくれています。
STEP4:演習
実際に問題を解いていくのもとても重要です。
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この辺の参考書を使ってガンガン演習していってください。
この全過程を終えたあたりで筆者は9割を切ることはほとんどなくなりました。
5.まとめ
古文嫌いな人たくさんいると思いますがさっき紹介した勉強方法を信じて頑張れば絶対結果は付いてくるから頑張ってください。