わっふろぐ

国立大学生の日常や受験勉強のノウハウを発信。

【科目選択:センター試験】地歴・公民科目選択に悩む高校生へ

センター試験、国立2次試験、私立一般などなど社会科目を利用することが必須となる試験は数多く存在します。特に文系では必須科目です。

 

「どの科目を選べばいいんだろう?」

 

と悩んでいる受験生も少なくないと思います。

今回の記事では、文系私立、文系国公立、理系国公立、それぞれどの科目を選ぶのがベストなのか解説していき、また各科目の特色について解説します。

そのほかにも難関私立である早稲田、慶應上智、MARCH、関関同立を受験する際に有利な科目はどの科目なのかも解説していきます。

 

科目選択の基本的な考え方

科目選択をする際に重要なことは大きく分けて3つあります。

 

1.志望校(および併願校)の受験に必要な科目を選択する。

2.学校で履修することが出来る科目であるか、学習の進めやすさ。

3.自分が興味をもてる科目であるか。

 

この3項目の中でも大事なのは1と3です。そもそも志望校に適さない科目選択は言語道断です。そして、2と3なのですが個人的には2より3を重視した方が後々勉強に対する負担の大きさに差が生まれると思っています。

得意と好きは伸びる比重も大きく、逆に言えば不得意と苦手は受験当日を迎えても苦手を引きずり続けることがほとんどだからです。

 

センター試験、地歴・公民科目別特徴

※世界史Aや日本史Aは専門外なのでB科目のみの解説になります。

f:id:waffler:20180309200726p:plain 

f:id:waffler:20180309201139p:plain

http://examist.jp/centersiken-heikinten/

世界史B

センター世界史は易化、難化した年が無いと言えるくらい安定して高い平均点を保っている科目と言えます。設問自体も教科書レベルであり、極めて難しい問題が出題されたことは過去1度もありません。ただし、毎年半数以上の人が間違えてしまう問題が20%以上出題されていることも特徴です。

この問題をいかに取りこぼさないで解答していくことが高得点へと繋がる重要点です。

 

60点の壁

世界史はある程度勉強してしまえば50点くらいは早い段階で取れてしまいます。ですが、60点を超えるには教科書の内容を一通り終わらせないと届かない数字です。この60点の壁を越えるとあっという間に70点を超えていきます。

高得点(9割以上を超えるためのテクニック)

9割を安定して超えていくのは難しくはないけれど、簡単ではありません。図や写真を選択させる問題は「グプタ様式の仏像」や「アッシリアの最大領域」など、何度も見ないと覚えられないものが出題されるので重要な図や写真は模試や本番前に短期集中的に頭に叩き込みましょう。
また複数の史実を並び替える問題では年号が役に立つので、可能な限り覚えておくと本番で思わぬ助けになるでしょう。

 相当詳しく世界史について論述しているので世界史選択をしようとしている人は下記サイトも参照してください。

waffler.hatenablog.com

 

日本史B

60点代を切る年もありますが、難易度によって大きく平均点が左右されるということは最近では見受けられません。センター日本史は古代~近現代まで全体的に万遍なく出題されます。

 各時代が浅く広く出題されているので私立や国公立2次ほどレベルはたかくありません。ですが複合的な知識をもとめられる問題も多く存在するので体系的な知識を備える必要があります。

地理B

9割得点するのが難しいと言われている科目の代表格です。世界史Bや日本史Bと根本的に違うと言えるのは時事問題が絡んでくるということです。世界史や日本史と違って教科書を完璧にしたから満点が取れるということは無く、時事対策もしなければならないという負担を抱えなければならないのです。

 

政治経済

 

平均点は近年60点くらいをキープしていますが、教科書が世界史や日本史と比べてとても薄い分、細かい知識まで要求される科目です。また地理と同様に時事問題が非常に大事な科目なので日頃からニュースを意識する必要があります。

 

waffler.hatenablog.com

 模試の点数が35点だった高3の春から9割を超えるまでに使用した参考書や具体的な勉強法を記載しているので、政治経済を科目選択しようとしている人は是非参考にしてみてください!

 

倫理

倫理は50点台が平均点である年が多くなかなか平均点が高い年が少ないように見受けられます。倫理は西洋の思想・日本の思想・哲学など、ある考え方について学ぶものです。ですから、哲学とか思想とか好きな人はスイスイ頭に入るでしょうが、そうでない人はややとっつきにくいかもしれません。政治経済と同様に教科書は薄いので必要な勉強量自体は少ないです。

 

倫理・政経

倫理と政治経済の複合科目である倫理・政経旧帝大学や上位国公立を志望する人は選択する必要がある科目でもあります。逆に言えば上記の条件に該当する大学以外を志望する受験生はわざわざ選ぶのは負担が増す科目であるとも言えます。他の公民科目と比較して平均点が高いのは倫理・政経を受験する人達のレベルが相対的に見て高いからに他なりません。政治経済や倫理を受験してしまうと受験出来ない大学が非常に多いです。

例えば北海道大学文学部前期を例に取ってみると

f:id:waffler:20180309202121p:plain

 〈公民〉の欄を確認してもらえば分かるのですが、倫理・政経のみしか選択出来ないようになっています。

もし、北海道大学文学部を志望するならば、地歴+地歴or地歴+倫理・政経でしか受験することが出来ないのでそれぞれ自分の志望校がどの科目を指定しているのかを把握する必要があります。

 

文系国公立を志望する受験生にオススメの組み合わせ

日本史+世界史(or地理)という科目選択は東京大学のように2次試験で地歴から2科目選択しなければならない大学以外あまりオススメ出来ません。世界史と日本史に特別強いというのであれば得点源になるのでオススメできますが、そうではない人はやめておきましょう。

地方国公立を志望する人には個人的には世界史+政治経済をオススメしています。

世界史と政治経済は非常に相性の良い教科であると言えます。なぜなら、政治経済で学ばなければならない分野が世界史で学ばなければならない難しい(得点率が低い)分野と被っているからです。それに世界史は地理や日本史と比較して高得点を安定して取りやすい科目でもあるからです。

 

旧帝国大学や難関国立大学を志望する人には、世界史+倫理・政経をオススメしています。倫理で学ぶローマの偉人達の話は世界史で覚えなければいけない分野と被っており、上記したように政治経済とも相性がいいのでオススメです。

文系私立を志望する人にオススメ

 基本的には世界史か日本史を選択するのが無難です。そのほかの科目を選んでしまうと受験出来ない学部や大学が多く存在しているからです。

有名私立大学で公民は利用できるのか調べてみたので参照してください。

早稲田大学

法学部教育学部(文科系A方式)は公民の選択が可能。また、教育学部(文科系A方式)では地理Bも選択可能。

その他の学部(文系)では世界史Bと日本史Bのみ利用可能。

 

慶應義塾大学

  商学部A方式/B方式のみ地理Bも使用可能。その他の学部(文系)では世界史Bと日本史Bのみ利用可能。

上智大学

一般型の受験方式では世界史Bと日本史Bが利用可能。TEAP型の受験では倫理・政経が利用できるみたいなので要チェック。