偏差値を劇的に伸ばし国立大学に現役合格した受験生の夏休みの過ごし方
「夏を制するものは受験を制す」と言われてもその制するノウハウを知らなければどうすることも出来ません。
模試の点数が上がりますようにと願って闇雲に勉強したところで点数が上昇気流に乗っていかないのはまぎれもなく事実です。
受験勉強の大一番とも言える夏。絶対に成功させたいですよね。
勉強時間はどれくらい必要なのか?
どの科目を重点的に攻めていけばいいのか?などなど私が受験期の夏に悩んでいたことを洗いざらい解説し、夏を迎える受験生の悩みを解消していきたいと思います。
勉強時間はどれくらい必要?
私の見解
あくまで基準値ではありますが、1日10時間以上は勉強するのがベストだと思ってます。
ベネッセが紹介していた難関大学合格者の平均はあくまで目安に過ぎません。今E判定の人が合格者平均の人達と同じ勉強量で夏休みを過ごしても、正直受かる可能性は低いと思います。
厳しいことを言っていることは分かってますが、夏休みを危機感無く、なんとなく過ごした受験生で第一志望に受かる学生はほとんどみかけません。
慣れないうちは10時間勉強することは途方も無いことのように感じられるのですが、1週間も続けてしまえば当たり前になります。
こうなってしまえばこっちのもんです。
この最低10時間勉強を維持するためにスタディプラスというアプリを僕は使っていました。
受験成功に導いた優秀なアプリです。
まず何より自分の勉強時間を誤魔化せなくなることがこのアプリの強みであると私は考えています。
案外結構勉強したと思っても合計時間は大したことないことが多いです。
同じ大学を志望する人、友人と勉強時間で競い合える。
成績が良い人がどんな勉強をして、どんな参考書を使っているか把握することができる。
モチベーション向上。
科目別の勉強時間の可視化。
参考書の充実したレビュー
などなど多くの情報を手に入れることが出来ます。
勉強に飽きて中だるみしてしまった時も友人と「10時間勉強出来なかったら夕飯奢り!」と決めてよく競い合ったりしてました。
そのおかげもあってかスタディプラスで張り合ってた友人達5人は全員志望していた国立大学に受かりました。
戦略的に受験を進めていくためにもこのアプリは必須と言えます。
ポイント:とにかく戦略的に勉強量を増やす夏にしよう
どの科目を重点的に勉強するべきなの?
ここは僕が大きく失敗してしまった点なので、このサイトを読んでくれた受験生は同じ過ちを犯してほしくないです。
目先の模試に囚われすぎて、センター試験本番で点数を取ることが本当の目的だということを忘れてしまっていたのです。
声を大にして言いたいことは
「夏休み中に苦手科目を克服出来なければ受験当日まで苦手科目であり続ける」
ということです。
僕の場合ここで指している苦手科目は「数学ⅡB」でした。
地盤がぐらぐらだったと分かりきっていた数学ⅡBの補強もせず、高校の課外学習やそれなりに難しい問題ばかり解いてしまったのが僕の夏でした。
ぐらぐらな地盤は当然ぐらぐらなままで対処もせずにセンター試験当日を迎えてしまいました。
そんな状態で目標点など到底達成することが出来ず、大きく足を引っ張ってしまう結果に終わってしまいました。
重点的に攻めていかないといけない科目については受験科目や苦手科目によって変わりますが、基本的に苦手科目の基礎勉強を完璧に終えることが最重要だと私は考えています。
特に国語、数学、英語の主要3科目のうちのいずれかに明確に苦手を感じているなら、基礎固めに注力してやっていきましょう。
地歴公民や理科基礎科目などの暗記に重点を置いている科目については、秋や冬で詰め切ることが出来るので目先の模試の点数に捉われすぎずにしましょう。
圧倒的に主要3科目の方が重要です。
繰り返しになりますが、国語、数学、英語に関しては地道に長期間努力していかなければ突発的に上がることはまずないです。
ポイント :苦手科目の基礎固め
国語、数学、英語の主要3科目に力を注ぐ
【大見出し】息抜きはどうするべき?遊びに行っていいの?
この息抜きも受験生にとって大きな悩みのタネとなる部分だと思います。
受験生なのに遊びに行ってしまうのはなんとなく親を裏切るような気持ちになるし、勉強しなければと焦る気持ちになりますよね
僕は息抜きを全くしませんでした。
そもそもどこかに出かけようという発想が無いくらいには追い詰められてました。
正直。めちゃめちゃ精神的にしんどかったです。
確かに、勉強時間を確保すれば確保するほど点数が伸びていく可能性は高まりますがそれは少し危険とも言えます。
夏休みで燃え尽きてしまったのが私の大学受験でした。
この画像を見ると分かるように、夏休み以降の勉強時間は停滞気味になっていることが分かります。
息抜きはしたいぞと思っている人に向けて友人の成功例を紹介します。
オススメしたい友人がしていた息抜きは、丸2日めちゃめちゃ遊ぶことです。
夏祭りに行くのも良いし、遠出して休日を満喫するのも良いと思います。
その人はその2日のために毎日12時間勉強し、その2日が終わった後も12時間やり続けて志望大学に合格しました。
【大見出し】僕の受験期のタイムスケジュール
夏休みはとにかく計画的に勉強を進めることをオススメします。
僕が実践に受験期に採用していた方法を紹介していきます。
前日の夜に大体のタイムスケジュールを作成することです。
特に塾に通わずに勉強を自己管理している人はスケジュールを可視化する必要があります。
必ずしも自分が作ったスケジュール通りにいかなくてもいいです。
区切りの良いところでやめた方が時間でやめるよりも学習効率は大幅に上がります。
1日12時間勉強しようと思うなら、具体的に計画を立てなくても達成出来るほど甘くはないです。
ポイント:オリジナルのタイムスケジュールを作成する。
【大見出し】早起きが苦手な人が無理してまで早起きする必要があるのか
夏休みの割と初期くらいに僕は朝5時起きを実践していました。
元々早起きは苦手な方でしたが、勉強時間を確実に確保するために早起きして勉強することは必須事項だと思い込んでいました。
しかし、朝型じゃない僕の朝勉強は眠気との格闘でした、ひたすら笑
スタディプラスにはこれだけやったと記録され、今日もこれだけ勉強したぞという過信は生まれますが、勉強時間の割に定着が薄いように感じられました。
朝が得意だぞって人は是非とも朝早くから勉強をするべきだと思いますが、あまり得意では無い人はお昼や夜により多くの時間を確保した方が定着率は高くなっていくと思います。